おはようございます。
ここ一週間ほど朝の日差しに代わり蛍光灯の光で目覚めています。
目には全くと言っていい程優しくない光なので全然眠った気分になれない(汗
薬の残り日数から見て順調に進めば金曜日には鼻に入っているチューブも口のなかを保護しているプレートも取れるようですが、寝るときのストレスが尋常では無いので出来れば明日には外れてくれないかなあという望み薄なきぼうが...あ、いえ、こっちの話です。
プレートを外してうがいをする際に舌先で上顎を触ってみると腫れていて柔らかい肉の感触がするのに不思議と痛みは感じないという自分でも理解に苦しむような変な感覚が。
これが骨と薄皮になるまでは油断も何もあったものではないらしいです。
故に高校二年生の初日は欠席確定=∀=)ハハハ

さて、サブタイですね。
入院はとても暇な時間が多く、その暇を潰すためにも読書は欠かせません。
にも関わらず借りてきた本が全て尽き、残るは「俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる」シリーズ7冊だけに...。
仕方がないので本日からゲームに走ることにして半強引に解決←

「自分で読む本は自分が選ぶ。」
当然ですね。
自分が好きな本はどんなジャンルで読む早さはどの程度が好きなのか。
これらを知っているのは他人ではなく自分であるのでそりゃ当然。
未知への好奇心という面から見ても他人に薦められるままに読み始めた本よりも自分で迷いながら探した本が面白かったと思う時の方が前者の場合よりもより深く思い出に残るかと思います。(自論です)
本が思い出...なんて言うと引き籠りのイメージが強いかもしれませんが、学生のうちから本に触れる機会は割りと貴重です。
図書室からは無料で借りれますし社会人になったらなったで時間も絞られますし。
読める今の内に多くを知っておきたいと思う自分勝手な妄想やもしれませんが。
しかし、現在の高校生ときたらスマホやらモバゲーやらに目が血走っていて...脱線しすぎ()
自分も昨年の10月まで学校の図書室に行くことが無かったのであんまり言える身ではないですね。

コホン。
しかし自分で選ぶにしても判断基準を使って選ぶ場合と完全に無作為に選ぶ場合があります。
殆どは前者の方法で選ぶのでしょう。
自分も本を選ぶ時は「学園もの」「現実離れしつつも現実からそこまで離れていない」「読み進めて飽きない」の三つの基準が頭のなかに無意識に存在します。
最近になって読み始めているライトノベル作品はこの三つが揃っている作品の数が恐ろしい程に豊富ということに気付きましたが、勿論それ以外の作品も手に取って読み漁ります。
例を挙げるとすれば...そうですね。
「死神の精度」伊坂幸太郎
「詩羽のいる街」山本弘
「旅猫リポート」有川浩
最近読んだ本に限定されていますがこの三冊でしょうか。

「死神の精度」はタイトルの奇抜さに惹かれて手に取った作品。
正体を隠しながら人間の死を見極める死神が主人公という短編形式の話です。
しかしこの死神が物事を非情なまでに客観的に捉えるのでその分他の登場人物が映えています。
伊坂幸太郎さんが「ゴールデンスランバー」や「博士の愛した数式」の作者であるということを知ったのはこのあとですが(笑)

「詩羽のいる街」はフィクションなのかノンフィクションなのかの境目が狂ってしまう程に巧く書かれたフィクション作品でした。
これも短編形式で4つ程のお話がありました。
最後の話は実際に行われたあるイベントをモチーフにして書かれているので「らき☆すた」ファンの方にはもう少し詳しい情景が浮かぶやもしれません。(羨ましい)

「旅猫リポート」は先日病室で読んだ作品。
現実離れというよりは猫の視点があるだけには感じますが(汗
これも上記二作品同様に短編形式。
気に入ったポイントとしては視点の切り替えによって読む側に飽きを感じさせないこと。
本を読むなかで自分が一番気になってしまうのは次第に話の進み具合が遅くなりだんだん飽きてしまうのでは無いだろうかという畏れにあります。
その不安要素が無い作品が何だかんだ言って好きらしいです。

これまた脱線しました←
しかし無作為に選んだ場合、逆に選んだ場合でもたまに予想とは大きく外れた本を見つけてしまうことがあります。
時間が無くて冒頭1ページだけを読んだその時点での判断に誤りがあり、小説だと思っていた本が実はエッセイだった...そんな経験ありませんか?
学校で借りてきた本の中にそんな本が一冊紛れていました。

「君がいない日の夜のごはん」穂村弘

目次を見た時もの凄く多かったのですが、今の今までエッセイ集というものを読んだ試しが無かったので全く気付くことなく読んでみて気付いたというパターンでした。
話は食にまつわる小話の連続...。
いえ、食にまつわるだけではなくそれと結びついた現実の話ですね。
こう書き表しましたが、内容はすっごく気さくでどんな方にも受け入れられやすい、共感性を得られやすい作品だと思います。
実際面白かったですし。
時に真面目で時に馬鹿丸出しという触れたことのない作風で、偶然にもこんな作品があることを知ったということに対して喜びを感じます。
不意討ち同然で新しいものを見せつけられるといつも以上の衝撃がぶつかってきます。
(当たり外れの差こそあれど結局衝撃は感じますw)
「JOKER作品」とでも言い換えましょうか?
そういった作品に出会えることも読書の面白さの一つではないのでしょうか。
長々と脱線を繰り返した挙げ句にオチは酷いですね()
20冊読んで1冊あるかどうかのレベルでしょうがまたこうした衝撃が味わえたらなあ。(ゴクリ)

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